ずーーっと気になっていたズパゲッティをとうとう入手してしまいました(笑)。1玉が重いし(重要)某パンドラハウスさんにて見て見ぬ振りを何度も繰り返していたフックドゥ ズパゲッティ。
さっ!買ったからには編もっ!←安直
よくズパゲッティの編み図で検索するとクラッチバッグなんかがヒットしますが、持ち手のないバッグって機能的にどうなんだ?!と思ってしまいます(笑)。そんなこんなで簡単にトートバッグをザックリザクザクと編んでまいります。仕事行く時のちょっとバッグにしまーす。お財布、スマホ、お化粧直しポーチが入れば十分(女子力なし)。
hooked.comさんのメーカーサイトがあるようですが英文のサイトだったので割愛です。
Tシャツを切って紐状にしたオランダ生まれのTシャツヤーン。プリント柄もそのまま生きてきます。
アップサイクルで楽しく
リユース、リデュース、リサイクルの3Rってご存知だと思います。そのリサイクルの進化版でアップサイクルというんだそうです。使い古したタオルを雑巾として使うのはダウンサイクル。元々の価値から下がります(一般的な観点から見て。雑巾も立派な道具ですが)。もう着れなくなったTシャツを解いて新たにバッグなどを作り、新しい価値を与えるのがアップサイクル。どちらにせよ、再利用して大切にお付き合いして行くのは素晴らしい!
↑ご家庭で作るTシャツヤーン。作り方が公開されていました。ご参考になれば。
ジャンボ針と試し編み
7号くらいから上の太いかぎ針を使用します。比較画像をどうぞ。8号で試し編みをしてみましたが、けっこうキツキツの編み目になります。全然かぎ針の太さが足りないと思い、12mmのジャンボ針を購入しましたよ。あとでゆったり編みのニット帽かマフラーかストール編みたいし。NORO毛糸買ったし(←準備万端。あとは時間の捻出)。
重い糸を扱うので当たり前ですが、ゆっくりとした気持ちでスタートしてまいりましょう。いつもの細編みのスピードでぎゃんぎゃん編んでいくと手首が崩壊します(笑)。2〜3時間くらいで編めて初心者さんにもオススメ!とかよく書いてありますが、2時間以内で仕上げるスピードだと手首取れるかも(笑)。私も前回編んだのが腹巻き帽子で3号の棒針という細い毛糸だったのでこの落差はキツイ!
作り目はくさり編み
簡単にまいりましょう。くさり編みを12目編んでそこからバッグの底を編みます。1目がすごい大きさです。
ボールペン再登場。たった12目がこれだけの長さ(笑)。いちいちびっくりします。
順番が前後してすみません。毛糸って内側から端糸を出すのが原則です。毎回、半分くらい引き出してしまい後悔してる方も多いのでは(笑)。手探りで端を見つけるのってなかなか上達しないもんです。そしてズパゲッティ。指を入れても探るどころか端なんてないし巻きが固いし。
そしてコレ↓
あははははははは!もう無理 もう無理!どんなに引き出しても端がない上に、引き出したものは巻きが固いおかげで引っ込まない!!だっさー!! そして外側から使って行く羽目に(笑)。内側から引き出せた人〜!ご訓示を!!
気を取り直しまして。作り目ができたら1目立ち上がり目を編んで、細編みを進めます。12目まできたらコーナー部は増し目を2目入れて折り返します。2段編んだら底は終了です。大きなバッグがよかったら最初の作り目を長くしたり底を大きく作れば内容量が増え、コロンとしたバッグになりますよ。
側面との境目はすじ編みで角を出す
すじ編みをいう編み方をすれば、底面と側面の境目に立ち上がりの角ができます。
これは細編みをする時の通常のすくう目ですね。くさり部分にかぎ針を通します。
すじ編みはくさり目の向こう側だけをすくって細編みをします。
角が出てきます。カクッとしてますね。ちなみにすじ編みを続けて何段も編んで行けばボーダー地模様ができます。側面に入ったらお好きな高さまで細編みを編んで生きましょう〜。
持ち手の高さを考慮
持ち手の分の3段を差し引いた高さでストップします。
ここら辺で終わりとします。なかなか手首痛いです。力任せになっちゃうなぁ。でも目も大きいし年齢問わず挑戦できるニッティングですねぇ。
もっと高く編んでいくと底の深いバッグになりますね。上に向かって本体を1〜2目増やし目していくととマルシェバッグです。お買い物のエコバッグにいかが?
持ち手を作る
本体の中央に8目ほど開けてくさり編みで開口部を作ります。
鎖編み自体は15目作りました。手で持ち手を握るだけなら10目くらいでもOK。できれば腕を通して持ったりもしたかったので長めにとりました。あとニット製品なので後々目が引き締まって伸びてくるのもありそう。
持ち手をつけた1段目はこんな感じです。
持ち手をつけてからの2段目は変わった編み方をしてみましょう。
本来のくさり目のすくい方。ここではなく、、、
2段下の目をすくって細編みします。
ながーい細編みができます。惜しむらくは糸の色具合もあってほとんど目立ちませんでした(泣
持ち手はくさり目をひろわずに下から包むように細編みを進めます。なぜか16目ほど入りました(笑)。まぁ、いっか。
実はここまで編んで終了のつもりだったんですよ。なんか補強も兼ねてもう1段細編みをしようかな。
かんせーい
持ち手を作って3段です。あとは内側に適当に通していって糸処理も終わり。
さいごに
シンプルなものが好きなのでこれで完成としましたが、もっと作り込めばいろんな表情が出ます。
- フリンジをつけてリゾート風に。
- ふたを編んだり、ボタンで止めれるようにすると中が見れない。100Yen Shopのコンチョがなかなか使えるそうです。
- 内径を測って内袋を縫い付ける、巾着を入れる。
- 目が粗いのでリボンを通して結ぶ。
いろいろデコって世界にひとつだけの「1点もの」を楽しみましょう。最初の方から重い、重いと重量のことばかり言ってましたがこのサイズで440gとけっこうな重さになってしまいました。1ポンドほどではないですが、440gのステーキと言えばわかりやすいでしょうか(笑)。Tシャツヤーンバッグは大きさと重量を考慮されて制作した方が良さそうです。
トートバッグをひとつ編み上げた後の残りはこんな感じ↓
相変わらず上は飛び出たまま(笑)。あぁ、トラウマになりそう(笑)。もう1つ編めるかな。
最後までお付合いいただきありがとうございます。凪子(@nagiko_smile)でした。
↑こんな色もいいなぁ。カラバリはたくさんあるみたいなので、中の方で是非ご覧くださいまし。
↑お安いので1本あるといいかも。スズランテープも編める!
↑ううー これは読みたい! センターマットなんか作ってみたいなぁ〜