プラモデルカメラで撮ってみよっ♪

以前購入していたプラモデルカメラ

カメラがプラモデルになってるんですよ（笑）！プラモデルなんだもの、誰がやっても組み立てたら完成する。なんとなくできそうだし。組み立てるだけで満足してしまいそう（笑）。

組み立て自体はそんなに難しくもなく、説明書も解り易かったのでさほど大変ではありませんでした。ガンダム？みたいな、プラスチックの枠組みからパチっと切り離してはめ込むだけ。速攻組み立てたのはいいんですが、フィルムを使い切る自信もなく。だって24枚撮りのフィルムしか売ってなかったんですもん。昔、16枚撮りってありませんでしたっけ（笑）？？途中でカメラを変えられたら1本のフィルムでいろいろ撮れていいのにー。←わがまま

で、信用してない訳じゃないですがこのプラモデルカメラ。もし隙間だらけでフィルムがダメになっちゃったとかいう事態になったらどうしようとか（笑）ぐずぐずしているうちに、けっこうな時間が経っていたのでした。

そうこうするうちにお花の咲く春です

使ってみないことには、何も始まりませんね。思い切ってフィルムを装填しました。折しも季節は菜の花や桜の季節を迎えております。晴れた日が写りもいいからとどこかで読んだのですが、なかなか休みの日に快晴というのが重ならないんですよね〜。しかーし！出かけてみました。

使い心地は写るンですと全く一緒です。カチンとシャッターを押して、ギリギリ…と巻き上げる。風に揺れる菜の花、淡い桜の花びら。どんな風に写っているやら、フィルムだと確認できないのがもどかしくもあり楽しみでもあり。ちょうど中学生くらいの頃、ポケットカメラを親にもらって友達撮ったりしてましたね。修学旅行に持って行ったような気がするけど、どうだったっけ。

ピント合わせもなく、それどころかファインダーから覗いた部分のどこまでが写真に撮れてるのかもわからない。まぁ、こんな感じ〜？的に気ままにシャッターを切っていきます。

で、そろそろ24枚？なんかカウンターおかしくない？いちおう24を指してるんですよね。26くらいまで撮ったけど巻き戻してみるか。24枚も撮ってないような気がするけど、まぁカウンターが指してるんだし…。

ん？フィルムって撮り切ったらそれ以上うごかないんじゃなかったっけ。なんか先に進めそうなんだけど、初回だしここらで終了にしよう…

フィルムが巻き戻せない！

「その時」は突然やってまいりました。3回ほどクルクルとハンドル回して巻き戻してみたところで、どうやら引っかかったらしく動かなくなっちゃいましたー！！うんともすんともハンドルは動きません。これ以上回すと壊れそうです。なんせオールプラスチックなんですもの。こえー

力を強めたり、弱めたり。でも巻けないものは巻けない。こりゃ困った。

ネットで調べてみると引っかかった可能性大。まれにある事ですとの説明がありました。まれをいきなり引き当てた私もどうかしてます（笑）。裏蓋を開けるしかなさそうですよ。いやー、なんか撮り終わりがおかしいなーとは初心者ながらに感じてはいましたよ。予感てきちゅー！そして対処法を検索。暗袋。なんじゃそら。なんて読むんだ、あんたい？つか、それ何？

ダークバッグを買うか悩む

暗室になるグッズがあるんですね。ほんとに勉強不足です。ネットショップなどでお値段に慄きつつ、某カメラショップのおにーさんに聞いてみる。ご自分でトライされてみる手もあります、との事。

ここはプラモデルカメラだし、安価で楽しまないと面白くないし。やっぱ買わなーい。

夜になってからお部屋の照明を完全に落とし、且つお布団を上からかぶせて手探りでやってみましょう、とのアドバイス。

もそもそとお布団の中にカメラを入れて、頭で想像しながら裏蓋を開けてみる。裏蓋を開けてフィルムをそーっと取り出しました。案の定、中で折れ曲がってるっぽい。フィルムの突起をクルクル巻き戻して完全に中に引っ込めました。

原因は最初のフィルム装填

まず、よくよく考えたら手動巻きのカメラにフィルムを装填したことないと思う（笑）。自動巻き上げだと裏蓋閉めたらウィーンって巻いてくれますもんね。フィルムの先端を巻いていく芯に差し込まないといけないのを知らなかったのです（笑）！これをちゃんとやっておかなかったせいで途中で引っかかってしまったのでしょうね。とほほ

さいごに

空シャッターを切ってカウンターの進み具合をみたところ、どうもおかしい（笑）。進みすぎ。次回は枚数を数えながら撮ってみようと思います。お店でカウンターのお姉さまに事情を話し、写ってなかったらオジャンって事でいいですよとプリントに出しました。写真は15枚ほどよく撮れており、おもちゃのカメラで撮ったとはいえなかなかの出来でした。