かぼちゃの美味しい時期になりましたね。いとこ煮というものを知ったのは最近でございまして。豆類が大好きな私としては見逃せないものがあります。ネットの画像で見かけたときから食べたくて食べたくて。
いとこ煮(いとこに)は、小豆などを煮た煮物料理で、各地に伝わる郷土料理の一つ。北陸地方(新潟県・富山県・石川県)のもの、奈良県のもの、および山口県萩市周辺に伝わるものが知られている。
材料を煮えにくいものから追々入れていくことから、「おいおい」を「甥甥」すなわちいとこにかけたものが語源の一つとされている。Wikipediaより抜粋
甥とかけてあるんですね!てっきり生物学的に近い種なのかとか思ってました(笑)。豆と瓜って近いのかなとか。
かぼちゃ大好き!お豆大好き!な私が作ったらこうなったかぼちゃ煮スタート!
小豆あんの缶詰で作ると甘すぎる
乾燥の小豆は使えるようになるまで時間がかかりそうだし、手っ取り早く食べたいし。小豆つながりだしお砂糖入れる手間も省けていっか、と缶詰のあんを使ったことがあります。だって小豆の水煮ってないんだもん。
これはこれで美味しいんですが、甘みが強すぎてご飯のお供にはちょっとどうかといったところ。スイーツに近くなります。甘いものでお酒のおつまみにされる方なんかは絶好だと思います!
↑おなじみ井村屋さん。心が安定するほどの効力があるスイーツ。お豆のプチっと感を感じたいのでやはり柔らかすぎるんですよね。
乾燥の小豆は水戻し不要!
カサカサに乾いてる小豆ってひと晩水につけておくって聞きません?てっきり私もそうだと思ってて、前日から水につけて戻しておくつもりだったんです。ネットで調べてみると、なんと不要だということがわかりました。よっぽど古いお豆さんなら水戻しがいるそうですよ。ただ、水につけている時間にせっかくのポリフェノールやらが溶け出してしまいますのでご注意。
小豆は煮崩れしやすいもの(だから缶詰のはお豆がつぶれてるのか)なので、下茹でだけでOK!
100g使いました。かぼちゃは4ツ切りを用意しましたのでこのくらいかなと。つやつやの小豆、可愛い!
お砂糖など入れずに少し多めのお湯に投入。一度沸騰してから、少量お水を加えていったんお湯の温度を下げます。お豆さんの乾燥状態にもよりますが10〜20分程度茹でていきましょう。茹で加減はお豆さん次第になるので、ちょくちょく様子を見ながら(つまみ食いOK)芯が残らない程度に仕上げます。
かぼちゃと一緒に煮ます
茹でてる間はかぼちゃのカットを頑張りましょう。茹でてる小豆はお好みの固さになったらザルにあげておきますー。あとは普段お使いの調味料でかぼちゃと煮ていきます。
湯気で真っ白けー!煮ながら写真撮れないー!けっこう煮汁が多く見えますが、お豆さんが吸ってるのかどんどんなくなりますので目は離さないようにしてくださいませ。
かぼちゃのいとこ煮 完成!
今回はしっかり小豆の豆感を感じたかったので煮豆よりは若干固めの仕上がりにしました。乾燥のお豆を使うと煮た時の柔らかさを加減できていいですね。水煮はすでに煮上がっているので柔らかくなりすぎたりします。便利ですけど。お好みでそうぞ〜
さいごに
乾燥のお豆は水で戻したり下茹でしたり面倒なイメージがあり、水煮のパックや缶詰をもっぱら使ってたんです。確かにひと手間がかかりますが、仕上がり具合に少しこだわりたかったら手間も気にならない程度です。実際、小豆なら水戻し不要でしたしね。乾燥のお豆さん、たくさん種類があります。これからもお豆さんをたくさん食べるために活用しまーす!
↑500gくらいあればしばらくは大丈夫じゃないかな。あんこを自作される方は1kgが人気かな?
↑ひよこ豆はお豆自体がほんのり甘くて美味しいんですよね〜。いくらでも食べれます(笑)。
↑柄のあるお豆さんは下茹での時に茹でこぼしをすると柄が綺麗に煮上がるんだそうです。大きめのお豆さんも食べたいな。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。凪子(@nagiko_smile)でした。