子供の頃は干してあるお宅もよく見かけたものです。お父さんがMy船を持っていたのでよく捕ってきてました。お醤油で甘辛く煮付けたり(初めに肝で炒めてから煮るのがポイント:母より)、干したあとはからっと揚げたり。どっちにしろお酒のおつまみです。とても合うそうですよ。
なんでそんなに他人事のように…とお思いでしょう。
私、下戸です(笑)!! でも、おつまみは大好きなんですけどね。ジモティーには懐かしいお味、お母さんの手順を思い出しながらやってみましょ。
ここから閲覧注意です!
小さい頃から見ている私にはなんともないのですが、多少グロいです。エイリアン系、昆虫の佃煮系などが苦手な方はそっとじお願いいたします。なんせ今までのなぎこめーどにはないショッキング画像満載です(笑)。苦手なのに見てしまわれた方には大変申し訳ございませんが、別な記事を読んで落ち着いて下さい。よく読まれています→「2目ゴム編みのニット帽」へ
怪奇生物WRSBの予習をしておきましょう。
かつては生活に密着していたのに、今や絶滅危惧Ⅱ類と成り果てた幻の生物を美味しくいただきましょっ♪
干しわらすぼとご対面
写真を撮りに空港へ行った時に干しわらすぼを購入してました。乾燥剤と6〜7本くらい入ってて1000円ちょい。お値段もなかなか珍魚らしいです。
ぷちなぎさん、さっそく仲良しになってますよ。手のりわらすぼくん。ゆるキャラ「有明ガタゴロウ」くんのワラスボくんみたいに可愛いー!←
中に説明書きが入っていました。
干わらすぼ
ハゼ科に属する有明海の珍魚です。鋭い歯を持っており、二枚貝やカニ、シバエビなどを食物としています。
泥池に穴を掘って住んでいて、七月初めから十月ごろまでが産卵期、生後二年で成魚になります。
捕獲するには木グワで掘って撮る方法と、ワラスボカキという道具を使って泥の中にいるのをひっかけてとる方法があります。
本品はこのわらすぼを天日で乾燥させたものです。さっと炒めて塩胡椒で味付けしたり、油で揚げたあと醤油で煮てもご賞味いただけます。ビールやお酒の肴にお召し上がり下さい。『製造者:川原食品(株)商品内リーフレットより引用』
ちなみにワラスボカキはうちにありました(笑)。
固いので叩きます
麺棒でとんとん。まんべんなく叩いて柔らかくします。中の骨が砕けて粉状になってるなーって感じまで。胴体はペタンコになっているので、背びれを立てる感じで立てて叩くとしっかりとんとんできます。
叩くと白っぽくなります。叩いた箇所と叩いてない箇所の色の違いわかりますかね?もちろん頭もいただくつもりでおりますからしっかりとんとん。さっき可愛いとか言ってた割に鬼な凪子です(笑)。
とんとん終了して全員集合〜!
一口大にキッチンバサミで切っていきます。なんか切ってみると量的に少ないなぁ。
全部です。少なっ。仕方ない、絶滅を進めてしまってはいかん。ここで日本酒を嗜んでおられる方は頭だけ取っておきましょう。炙ってからのヒレ酒ならぬ、エイリアンの頭酒。香ばしくてお酒がはかどっちゃうらしいですよ〜!
低温でじわじわ揚げます
150〜160くらいの低温の油でじっくり揚げます。叩いて胴体の中が粉なので大変に焦げやすいです。
いい感じに揚がってきました。こんがりエイリアン。
バットにあげたらすぐにお塩を振って絡めておきます。
こんがりわらすぼのカリカリ揚げ 完成!
見た目すごい!どうにか可愛らしくなぎこめーどに合うように、ペーパーを敷いてみましたよ!なんてファンシーなわらすぼ。
別カットで撮ってもやっぱり怪奇オーラ出しまくり。そして凪子ワールドオーラも出しまくり。ようこそMade in Nagikoの世界へ(笑)。
さいごに
一緒に封入されていた川原食品さん、サイトがありましたのでご紹介。
ウェブショッピングもできるみたいですよ!柚子胡椒もかなりそそられます。美味しそうだ〜
サクサク香ばしいおやつとして美味しくいただきました。お塩、七味マヨ、お醤油、いろんな調味料を試したいですね!やめられないとまらない!
「いずれ、みんな、食べられてしまうー」
ぷちなぎさん「うまかぁ〜」 ←物怖じしないのはさすが
最後までお付き合いいただきありがとうございます。凪子(@nagiko_smile)でした。
↑Amazonさんで検索かけたら、あったー!と思ったらわんちゃん用です。カミカミ用にいかがでしょう。いい味がしそうだなー。
↑なんだか見た目やばいってものができた時は、こんな可愛いペーパーナプキンがあると大丈夫!!笑顔と共に、お・も・て・な・し。