PREMIOⅡ 6790SDXアップ

勇者凪子、新たな武器を手に入れた! SINGER 6790SDX ミシン買ったよっ♪

ずっと手で縫い続けて体力が無くなりかけていた勇者凪子は、ローンという仲間の助けを借りて新たな武器を手にいれることができました(笑)。

そんなこんなでミシン購入時の販売員さんと色々お話したことやらを書き留めたいと思います。あくまで個人的な主観に基づく感じたことなのでご了承ください。また、これからミシンを購入予定の方には何かしらの判断の一助になれば幸いです。金額は店頭小売価格のだいたいの目安で書いています。

まずミシンって高いものを売りつけられたらどうしようとか、お家まで来てもらってのセールスもやだなとか。通信販売もなぁとか。何となく踏み込めないものがあったので、下取り希望のミシンを持って実店舗のある(長いこと地域で営業されてる)ミシン屋さんにいきなり行ってみました。

下取り希望のミシン LIBERO KY-60DX

SINGER社製のコンパクトミシンです。
IMG_8416もう10年経ったかもしれないくらい前に買ったもの。メンテもしっかりできる3万円くらいのレベルのものを勧められたこともあり当時2回払いくらいで購入。値段とメンテで長く使えますよくらいの説明しか聞かずに買ってしまったのが私の失敗ですね。程なくして糸調子ができなくなりしまいっぱなし、あまり使わないままこの状態になってしまったので何か作った記憶もなし。

ミシンにもスペックがある

当たり前なんですがお値段でスペックが高い、低いがあります。どこのレベルで予算と折り合いをつけるかがポイントですよね。お値段は本当にピンキリなんです。1万円以下から30万円弱あたりまで千差万別、多種多様。どれ選んでいいかわかりゃしない。

まずはミシンに求めるもの「この子とどういう人生を送りたいか」を先に考えてから、お値段とにらめっこで良いと思います。(←面倒な話になりそうだと感じた方すみません笑)
ミシンには新規参入メーカーがほぼないらしく(汗)、聞いたことのある大手メーカーのものを選んでおけばほぼ間違いないそうです。

私がミシンに求めるもの

  • 縫うときのスムーズ感(力強く塗っていくパワーとスピード感)
  • 自動糸調節(これの調子がおかしくなって使えなくなっていた)
  • 上部はフタが閉まるようになって露出しないこと(ホコリよけ)
  • 直線縫い、ジグザグ縫い(縁かがり)メインのシンプルメニュー
  • 水平ガマ(垂直ガマは使いづらい!←いまどきないですよと言われた笑)

とにかく譲れないのはモーターの大きさ。ザクザク、ガシャガシャな縫い心地は我慢できないものがありました。前のは購入時に説明をよく聞いていなかったために手動で糸調節もしなきゃいけないものだったんですよ。手動で行うということは三つ折りどうしが重なったコーナー部やバッグの持ち手など一時的に厚みが出る(変わる)部分に差し掛かったら、縫っている途中でいちいち糸調節を変えていかねばならんのです。で無理して縫った挙句、調子が悪くなり縫えなくなりました。

垂直ガマは油を差さないといけなくて、3か月に1度はメンテで逆に手がかかります。垂直ガマの機種はいまどきないらしいんですが水平ガマでオススメします。

私がミシンに求めないもの

  • ひらがなやお花など刺繍機能(持ち物にお名前入れなくていいので)
  • 直線以外の縫い目の細かすぎる幅設定機能(大、中、小くらいでいい)
  • 特定のメーカー指定はなし(思い入れもなし)なぜか新旧どちらともシンガーになってしまった
  • 操作は大型液晶タッチパネルじゃなくていい(いっそダイヤルとかでもいいんだけどの勢い)
  • 重量(重さはいらん!運ぶのが億劫になったらミシン出さなくなる)

これでお値段がお安ければお安いほどいいですよね(笑)。以前にあの手この手の訪問販売でミシンを売りまくってた業者さんも存在していたらしく、そう言ったところの誤解というか説明もして行きたいとも販売員さんは言っておられました。あとは何だか調子がいつもと変だぞと感じたら連絡を早めに入れることを念を押されましたよ。仮に故障してたとしてそのまま無理して使うと悪化の一途ですからね(笑)。

ミシンの大まかなグレード

ミシンには一般的に「しっかり使う普通のミシン」と「コンパクトミシン」に大別されるそうです。ロックミシンや業務用の工業ミシンはまた別ですよ。

「しっかり使う普通のミシン」-だいたい3万円ぐらい以上のもの。モーターの大きさ(縫うパワーの強さ)、送り歯の強さ、刺繍機能の有無、縫い方や縫い目サイズの細かい設定の有無、操作パネルのグレードなどでお値段に差。ほとんどが自動糸調節になっている。

「コンパクトミシン」-だいたい数千円から3万円ぐらいのもの。送り歯が若干弱めなので厚物だと布を送れず同じところを縫ってしまったりする。糸調節が手動合わせになっているものが多い。縫いメニューが少ない。例えばコットンの袋物(巾着袋とか)や薄物のみで、厚みの変化がない縫い方しかしないという方は迷わずこちらで十分と思われます。

買ったミシン PREMIOⅡ 6790SDX

そしてまた意図せずシンガー社製。
IMG_8417下取りとおべんきょしていただきまして、どうにかローンで手が届く値段にしてもらいました(汗)。決め手は縫うときのパワーと静音設計、自動止め縫い(最初と最後に玉留めを作り糸を切ってくれる)、伸縮縫いができるところ。また3年間の無料保証付きも大きいかな。ミシンはもう生涯のうちに買い換えることはないでしょう。失敗したからこそ選ぶことができましたね。

さいごに

大きな買い物をする時は自分の身の丈に合っているか、衝動買いでないかを悩みますね。評判とかを読んでしまうともう何が正論で何が間違いなのかわからなくなってしまいがちなので、今回は読まずにいます。ずっと手縫いで時間ばっかりかかり疲れていたので、集中してたくさん縫いが捗ると思うと楽しみでしょうがありません。また作品ができたら見てくださいね。

そして勇者凪子は希望に満ち溢れ、体力が全回復しましたとさ(笑)。勇者かどうかという疑念は置いておくとして。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。凪子(@nagiko_smile)でした。


↑SINGERさんのメーカーサイト。ちょっとくらい不恰好でもそれがハンドメイドの味付け♪