【Hmmm?! Fonte】お手頃万年筆と黒を愉しむ万年筆のある毎日でノート生活始めようっ♪

デジタルだけでは頭の中が整理できなくなってきた

ダブスタは辞めて一元化しょうと思い立ち、重いバッグを軽量化したいのも相まって全てのノートや筆記具をバッグから出しての生活を送っていました(過去記事参照: iPad を手帳化したい回)。iPad と Apple Pencil があれば書ける!と豪語したものの頭の中にはあまり入ってきていないようです。完全に忘れてはいないのですが、思い出しにくい。ただ、あまり闇雲にツールを増やしたくないと思っていたところに YouTube でたまたまお見かけした万年筆チャンネルの説明にハマってしまいました。

えもちゃんねる さん (残念ながら活動休止されました)
有隣堂しか知らない世界 さん ブッコロー辛口大好き

えもちゃんねるさんは残念ながら活動を休止されまして新しい動画があがることはないかもしれませんが、過去の動画は消されずそのまま公開のようですのでどんどん遡って視聴して勉強したいと思ってます。ブッコローは大好きです。ぬいぐるみ欲しいです。

では、今回の購入品と使用感をご紹介していきます。

税込み660円で買える万年筆「Fonte」

「ん?」というコンセプトのプロダクト「Hmmm?!」(公式サイトはこちら)より「Fonte」という万年筆を購入しました。すでに普段使い用の万年筆は購入済みですので今回はプチプラ万年筆で遊んでみよう作戦(?)です。もう現在のラインナップにはないので通販サイトでしか入手できないかもしれません。現行品もなかなか可愛いと思いますよ。

万年筆外観
カラーはシルバースケルトンにしました。
ニブ拡大
ペン先(ニブ)に Fonte って刻印が可愛い。
ニブ裏側
裏側はこんな感じ。いたって普通。660円なのに。

さすがといいますか、安価なので若干心配していましたが箱も個包装もない状態でした。しかしながら傷もなく綺麗でしたので結果オーライです。いろんなインクに合いそうな本体カラーですね。

分解したところ
ネジネジして分解していきます。

さっそくネジネジして中を見てみます。Fonte のおもしろいところはコンバータがついてくるんですよ!660円なのに。やはり検索してみると当たりはずれがあるらしく、吸い上げなかったとか初期不良もチラホラ。ただ2本買っても1本分もお値段にもならないくらいですから諦めもつきますし、なんなら自分流にカスタマイズや実験にも使えて更に楽しめそうです。

「黒を愉しむ 万年筆のある毎日」インク6色がついてくる!

他のシリーズで色を愉しむものもあります。これはこれで楽しい色がセットになってるみたいですね。黒を愉しむの方を買ったのですが、内容は万年筆の始め方がきれいな写真で解説されていて初心者向けのわかり易いムック本となっています。

インクセット 小瓶
たぶんそんなに減らないと思うのでちょうどいい量です。

ささ、お目当てのインクを出してみます。別売りのインク瓶ってあの量の多さが初心者には壁なんですよね。絶対使い切れない!って悟ってしまいます。その直感は正しいです。このボトルが蓋込みで3cm くらいしかない小瓶なので安堵サイズですよ。

インク吸入
インクは汚してしまうと厄介なので事前準備がたいせつ。

汚さないための準備は惜しまずセッティングしましょう。まじでデスクの上にポトリという悲劇は絶対避けたいところです。そこでビニールを敷いた上に、みんな大好きキムワイプの出番です。ティッシュでいいのですが、キムワイプですと毛羽立ちがないのでおすすめです。映えを意識しまして赤黒い「白兎」を入れてみました。

書いてみる
スラスラ~と書けます。想像以上になめらか。

ニブ(ペン先)が F の細字でこんな感じです。F の割には太字だなといった感想でした。字が太くなるとインクだまりや強弱を愉しめるのでそれはそれで悪くはないです。が、スケジュール帳や書き込みたい方には太いかも。字が汚いのが難点です。このノートは用紙が万年筆向きではなく裏抜けがあったので、ボールペン向きでした。現在このノートにはフリクションボールペンを使っています。

ページ1枚の厚みがいい「MDノート」は万年筆向き

ノート表紙
型押しのロゴや無駄を省いたデザイン。

MDノートにはたくさんの種類があるので先に MIDORI さん(公式サイトはこちら)で予習してからの購入をおすすめします。ページ数の多いもの少ないもの、サイズ、罫線の種類など膨大な組み合わせがあります。私が購入したものは「MDノート 新書サイズ 横罫」にしました。

紙の厚み
1ページがしっかりしています。めくりやすいし下敷きいらず。

評判通りページがしっかりしていて裏抜けもありません。罫線はA罫なのかな、広めの幅です。罫線の幅はB罫が好みではあるんですが、丁寧に書こう!と思わせられるA罫もいいものです。

カバーをセット
このミニマル感いいですね。字が汚いのが結局いちばんの欠点。

表紙は製本そのままなので表紙を自作してカバーの内側に入れ込んでカスタマイズを愉しみましょう。持ち物をできるだけモノトーンにして統一感を出したいので、私はこのままで。

ページ数が多いノートを使う時はノートの使い始めや終わりごろに感じる、ページの高さと筆記具の接地点の高さ違いによる不快感があることを忘れてはならないなと思いました。これが実は私には地味に効いてきてます。MDノート ライトにすればよかったかなーといったところ。またいろんな自分の癖や好みを掴んで今後のノートライフを確立していきたいです。